現実的な対応 2015 11 21

 最近、ニュースで大きく取り上げられている、
「イスラム国」については、
数か月前も書きましたが、基本的には「殲滅」させられる方向です。
 アメリカをはじめとする「有志連合」は、
今まで「イスラム国」へ「形式的な空爆」を続けて効果が出ていませんでしたが、
ロシアが「本格的な空爆」を始めて効果を上げている以上、
「有志連合」も真面目に空爆をやらざるを得なくなっています。
 そのうえ、パリ同時多発テロが起こりましたので、
有志連合は、なおさら真剣に空爆をやらざるを得なくなったと思います。
 なぜ、アメリカをはじめとする「有志連合」は、
効果がない「形式的な空爆」を続けてきたかというと、
深層心理に、「イスラム国」が、
独裁政権のアサド政権を倒してくれるのではないかという願望があったと思います。
 一方、ロシアには、そういう深層心理はありませんので、
「イスラム国」に対しては、「本格的な空爆」となるのです。
 ところで、現状のシリア情勢を考えれば、
独裁政権のアサド政権が倒れると、シリアは泥沼状態に陥るでしょう。
下手をすれば、ソマリアのような「無政府状態」になるでしょう。
 「無政府状態のシリア」と「独裁政権のシリア」
どちらも嫌だと思うでしょうが、現状は、二者択一です。













































































































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